こんにちは、rueです。
今回は2014年に登録された、群馬の「富岡製糸場と絹産業遺産群」を紹介していきます。
富岡製糸場と絹産業遺産群
明治5年に建設された、日本初の官営製糸場です。
木骨レンガ造と呼ばれる構造やトラス構造の屋根組みが特徴的で、「田島弥平旧宅」「高山社跡」「荒船風穴」の4資産で構成されています。
富岡製糸場
こちら富岡製糸場は、当時世界最大級の規模を誇り、昭和49年には史上最高の絹生産量を達成しました。
入り口を入るとまずは正面に東置繭所が見えます。
ずっと見たかったフランス積み*のレンガ組みがお出迎えです。
※一段にレンガの短辺と長辺を組み合わせる方式
東置繭所
解説員によるガイドツアーは、こちら東置繭所内で予約ができました。
とてもわかりやすく、楽しくガイドしていただけるのでオススメです。
こちらの東置繭所には売店もあり、富岡産の高級シルクを使った1番人気の「富岡シルク石鹸」と富岡銘菓「まゆこもり(葛湯)」がオススメです!!
繰糸所(そうしじょ)
木骨レンガ造*と呼ばれる構造で、当時のままの完全な姿を見ることができます。
※木造の柱で骨組みを作り、その間にレンガを組み合わせて作る工法
トラス構造*の屋根組みも見どころです。
※広い空間を確保するため、柱の少ない三角形を基本とした構造
時間があえば、創業当初に導入されたフランス式繰糸器での実演も見られます。
続きは、現地でご覧ください♪
首長館(ブリュナ館)
1872年に技術者として招いた、フランス人のポール・ブリュナが家族と暮らした住宅です。
立派な邸宅が青空と桜に包まれ、とても絶景でした。
ブリュナエンジン(復元機)動態展示施設
ポール・ブリュナがフランスから輸入し、50年間生糸を作る動力源として稼働していました。
西置繭所
こちらは西置繭所です。
2020年10月に6年にわたる保存整備工事を終えオープンしました。
ギャラリーや多目的ホールがあり、新旧の見どころ満載でした。
まとめ
紹介した以外にも女工館や社宅、鉄水溜など、ほとんどが当時の状態で残されているので、一気に明治時代へタイムスリップすることができます。
毎日のように足を運ぶ常連さんもいらっしゃるそうで、ちょっと羨ましくもあります(笑)
また、上州富岡駅を出てすぐ右手目の前にある群馬県立世界遺産センター「セカイト」も無料で見学できオススメです。
- 富岡製糸場
料金 | |
大人 | 1,000円 |
高校生・大学生(要学生証) | 250円 |
小・中学生 | 150円 |
アクセス
- 上信電鉄 上州富岡駅から徒歩12〜15分🐾
- まちなか周遊観光バス🚌 9:00〜16:00(40分ごとに1日10便)
- 市営駐車場あり🅿︎
※近隣に3ヶ所あり、上州富岡駅隣にある富岡駅東駐車場が無料です。(普通車200台)
- 無料レンタサイクルあり🚲 9:00〜16:30(受付15:00まで)
※まちなか物産館 お富ちゃん家にて、身分証明書(免許証等)提示
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回につづく…
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