こんにちは、rueです。
今回は、世界遺産検定1級対策、基礎知識の中の「世界遺産登録の流れ」についてわかりやすく解説していきます。
世界遺産検定1級対策#4、#5などと合わせてご覧ください。
それでは一緒に学んでいきましょう。
青文字は特に覚えておきたい必須ポイントです。
世界遺産登録までの流れ
各国政府 |
⬇︎ |
暫定リストを作成・提出 |
⬇︎ |
要件が整ったものを推薦 |
⬇︎ |
ユネスコ世界遺産センター |
⬇︎ |
推薦書を受理 |
⬇︎ |
現地考査を依頼 |
⬇︎ |
IUCNまたはICOMOS * |
⬇︎ |
調査 |
⬇︎ |
報告 |
⬇︎ |
ユネスコ世界遺産センター |
⬇︎ |
世界遺産委員会 |
⬇︎ |
候補地を審査、登録を決定 |
※自然遺産、文化遺産ごとに申請する場所が変わります。
締約国は推薦書を2 月1日までに世界遺産センターへ提出
推薦書の内容
- 資産の範囲
- 資産の内容
- 登録の価値証明
- 保全状況及び資産へ影響を与える諸条件
- 保全管理
- モニタリング
世界遺産委員会の6週間前までに世界遺産センターに報告書を提出
アップストリームプロセスやプレリミナリー・アセスメントについても目を通しておくと良いでしょう。
自発的な財政貢献
2022年の世界遺産委員会での審議を目指しているもので、今後は推薦書を提出する国が審査にかかる費用を自発的に支払う仕組みが決定しました。
遺産影響評価(Heritage Impact Assessment)
「点」から「面」で保護する、バッファー・ゾーンを越える一体を含めて評価するなど、常に変化してきています。
※出典 世界遺産検定1級公式テキスト すべてがわかる世界遺産大辞典<上>
まとめ
世界遺産を見て旅するだけではなく、深く学んでいくことによって、世界の多様性を知り、世界遺産の理念でもある地球の品位を守ること、国境を超えて差別なく、平和や自由が尊重されることが大切なのだと改めて感じました。
今回で世界遺産検定1級対策の「基礎知識」は修了です。
お疲れ様でした☆
次回からは、世界で初めて登録された遺産を学んでいきたいと思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回につづく…
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