こんにちは、rueです。
今回は2016年に登録された、アルゼンチン・インド・スイス・ドイツ・フランス・ベルギー・日本の7ヵ国に点在する「ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献」を紹介していきます。
ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献
- ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献 (Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅵ)
7ヵ国に点在し共通する17の資産で構成されている、日本で初めての【トランス・バウンダリー・サイト】です。
また、大陸をまたがる【トランス・コンチネンタル・サイト】としては世界初となり、日本からは東京の上野にある「国立西洋美術館」が登録されています。
トランス・バウンダリー・サイトとは??
国境を越える遺産のことで、国の概念や人為的な国境線にとらわれず、協力的に保護・保全していくことを目的としています。
トランス・コンチネンタル・サイトとは??
大陸を超えて登録された遺産のことです。
国立西洋美術館
1959年、フランス人建築家、ル・コルビュジエの設計により、松方幸次郎が収集した「松下コレクション」を展示する為に建てられました。
柱で建物を支えるピロティという作りや鑑賞のしやすさと増設までをも考えた無限成長美術館という概念など、本当に素晴らしいです!!
1階部分の細い柱のことをピロティと言います。
空中に浮いたような軽やかな印象を与えるように作られているそうです。
オーギュスト・ロダンの作品、「考える人」拡大作。
こちらもロダンの作品「地獄の門」。
どちらも目の当たりにすると圧倒されます!!
マールテン・デ・フォスの「最後の晩餐」、現在は展示されていないそうですがとても綺麗で目を引く作品でした。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にあるレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」もいつか見てみたいです。
フィンセント・ファン・ゴッホの作品、「ばら」です。
ゴッホは「ひまわり」の印象が強いですが、また違った魅力があります。
アルベール・グレースの「収穫物の脱穀」。
何とも目を奪われる作品でした。
まとめ
国立西洋美術館は建物自体が作品でもあるので、絵画や彫刻と共に素晴らしい建築技術や空間も満喫できると思います。
※国立西洋美術館は2020年10月19日〜2022年4月8日までリニューアルの為、全館休館中
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回につづく…
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